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市政への提言メール回答(人口減少の対策について)

登録日:2016年06月15日

【提言内容】
朝倉市人口減少の対策
1、町で快適に過ごせる環境を整える事業
2、町に来やすくするための事業
3、町に住む人を増やすための事業
【具体案】
(1)多目的再開発(サービス付高齢者住宅と幼稚園・保育園と農業の一体化)
 サービス付高齢者住宅と幼稚園を同一敷地内に建設し敷地近郊にビニールハウスを作り入所者と園児で農作物を作る。作った農作物を道の駅で販売し運営費の一部として活用させる。
(2)町全体のマーケティング戦略(観光地・道の駅・公園の整備)
 農作物を販売する道の駅を建設し、その近郊に公園を作って観光地の一つとし、道の駅の中にフリーマーケットスペースを設け市民が活用できるようにする。三連水車・キリンビール工場・秋月・丸山公園など観光マップを作り観光客を呼び込む。
(3)防犯整備(街灯の整備と防犯カメラの設置)
 犯罪抑制のためにも道路に街灯が少ないように思えるので犯罪のない町づくりとして街灯の整備が必要である。また防犯カメラの設置も今後必要と思う。
(4)区画整理(土地・分譲地の開発及び雇用)
 メガ(ギガ)ソーラーの設置も検討し大型店舗や工場などへ企業誘致で雇用を生んでいく。
 甘木インター・甘木鉄道・アーケード・市役所周辺などを分譲地の開発に取り組む。
 ※NHKにて放送されていた竹林を使った竹棉をつくる工場を計画することで新しい雇用が生まれる。(現在、大分大学にて竹が電池にならないか研究中との報道)
(5)交通網の整備拡充(駐車場の確保整備)
 甘木インターに駐車場・駐輪場を設置して高速バスの利用度を高め都心部への交通の便をよくする。また可能であれば西鉄電車を福岡方面へ向けることで通勤・通学の利便性をよくする。市内道路の見直しも必要かと思われます。
 バイパスから山家を通り大宰府につながる山道の道路を早く開通させることも必須。
(6)教育訓練(いじめのない子供の育成)
 幼稚園や保育園に協力を求め体操などを教え子供の身体能力を上げる。
 体育館の使用を自由にし小学生対象にバレーボール教室などで身体能力を上げ子供に自信を持たせる。
 いじめというのは運動が苦手な子が対象になる傾向が強いと思うので小さい頃から運動能力を身につけることでいじめを抑止できるようにする。
(7)イベント・広報活動(土曜夜市の実施)
 商店街や新たに街道を作り土曜夜市を実施しかつての賑わいを取り戻す。
 


【朝倉市からの回答】
(1)多目的再開発(サービス付高齢者住宅と幼稚園・保育園と農業の一体化)
 サービス付き高齢者向け住宅の供給については、高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づき民間主導で展開されているところです。行政としては、当該住宅の供給を促すための支援措置(減税、補助、融資等)を行っておりますが、市が主体となって当該施設を設置する予定は今のところありませんので、提言につきましては、貴重なご意見として承ります。
 なお、保育園等施設との農業の一体化という点につきましては、体験農園や家庭菜園に近いものであると考えております。市では、食育の取組みとして、「朝倉市食と農推進計画」に基づき、食に関わる各種団体、関係機関、行政の相互協力と連携により、地元農産物の給食への活用、菜園活動、食に関する情報提供や啓発活動などに取り組んでおり、今後も内容の充実が図られるよう継続して取組を実施します。
(2)町全体のマーケティング戦略(観光地・道の駅・公園の整備)
 市が設置した農作物の直売所施設としては、「道の駅原鶴」の一角にある「バサロ」や「三連水車の里あさくら」があり、三連水車の里あさくらの交流館に隣接する公園では、フリーマーケット等が行われております。今後も市民が利用しやすいよう、また、多くの方が訪れる施設となるよう指定管理者に対して指導を行っていきます。なお、新たな道の駅の設置、直売所施設の設置につきましては、いまのところ予定はございません。
 市内の観光情報を盛り込んだ観光マップ(パンフ)につきましては、合併(平成18年度)時に作成したものを、毎年改定し配布しています。これからもよりよい観光マップ(パンフ)を作成し、多くの観光客に来ていただけるよう努めて参ります。
(3)防犯整備(街灯の整備と防犯カメラの設置)
 地域の防犯灯につきましては、地域が主体となり設置・更新(市は補助金を交付)しており、今年度は、約120か所の防犯灯が新設又は更新される予定です。また、公共施設の敷地等で防犯上必要な箇所につきましては、市が防犯灯の設置をしているところです。お住まいの地域で防犯上必要と思われる箇所がありましたら、区会長に相談していただきますようお願いいたします。
 なお、防犯カメラの件につきましては、防犯対策のための貴重なご意見として承ります。
(4)区画整理(土地・分譲地の開発及び雇用)
 企業誘致については、積極的な誘致活動を展開し、雇用人数を確実に増やすよう取り組んでいます。また、太陽光発電設備導入につきましては、現在、民間活力を活用するようなケースを含め、公共施設や市有地への導入の検討を行っているところです。
 区画整理については、事業後の土地価の上昇により、その費用を捻出するものですが、昨今のデフレ状態では事業実施による土地価の上昇が見込めないため、高額な公費の投入を余儀なくされます。他の事業との抱き合わせによる事業効果が見込めない限りは、区画整理事業の実施は困難であると考えます。
(5)交通網の整備拡充(駐車場の確保整備)
【甘木インターへの駐車場・駐輪場の設置について】
 現在、甘木インターにある駐車場は高速道路の敷地内ですので、「ネクスコ西日本(西日本高速道路株式会社)」が所有・整備・管理しており、以前に対応協議をいたしましたが、そもそもバス会社が顧客のために対応すべきものとの考え方を持ってあることや敷地内の増設は物理的に困難であるとの回答を得ています。
 隣接地に駐車場を整備する市としての考え方ですが、第3セクターの甘鉄利用促進をはじめとして、市民利用度合(市外利用者が多い実態)や利用時間帯の集中化、管理面、利用者数から来る費用対効果など総合的に判断しました結果、市としては「インター周辺の駐車場整備の考え方ではなく、市街地における公共交通機能(路線バス:市街地循環線)の充実に重点を置いていく方針」です。
 甘木インター利用者の対応については、現駐車スペースに限りがあることから、P&R(パーク・アンド・ライド)方式の推進策として、平成24年10月20日よりイオン甘木店の駐車場の一部を月極駐車場のスペースとして活用する取り組みを行っています。詳しくは市内の公民館にポスターを貼付(ちらしも設置)していますのでご確認ください。(お求めであればチラシを郵送いたします)
【西鉄電車の福岡方面への延長について】
 西鉄電車甘木線は、純民間路線であるため経営面に行政として加わることはできません。また、甘木線の福岡方面への延長については本市で要望等が多かったとしても、加えて実現に向けて協議がなされるにしても本市にレールが敷設される距離はほとんどなく、他自治体の協力(予算、用地交渉等)が不可欠です。採算面から見ても西鉄の協力が得られるかは疑問であり、実現についてはかなり困難だと考えます。
【市内道路見直し、県道筑紫野三輪線について】
 市内道路の整備については、国道・県道・市道があり、国道と県道を管理している朝倉県土整備事務所と朝倉市で協議しながら道路整備計画を進めております。バイパスから山家を通り太宰府につながる道路は、県道筑紫野三輪線です。朝倉県土整備事務所が管理している筑前町工区の整備状況は、残工事区間を平成24年度より、発注しており、随時整備予定であり、那珂県土整備事務所が管理している筑紫野市工区は、用地交渉を進めておりますとのことです。
(6) 教育訓練(いじめのない子供の育成)
 いじめと運動が苦手な子との因果関係については明言出来ませんが、子どもたち全般に渡る体力の増進については、本市教育の重要課題の一つです。学校教育の中では、体育科の授業や部活動を中心に体力向上の取組をすすめていますが、同時にいじめを生まない徳育の充実も大切だと考えます。
 また、保育所では、子どもの発達過程に応じた保育を行うため、保育課程を作成し、これに基づいて保育を行っています。この保育課程では、3つの保育方針の一つに「思いやりがあり豊かな人間性を持った子どもを育成する」を掲げています。保育の内容として、友だちとの安定した関係の中でともに過ごすことの喜びを味わえるような保育に努めています。また、身体能力についても、いろいろな遊びの中で十分に体を動かし、進んで戸外で遊ぶ保育に努めています。
(7) イベント・広報活動(土曜夜市の実施)
 土曜夜市については、商店街の自助努力や創意工夫を凝らした取り組みの中で行われると考えられます。市としては現在、商店街の活性化支援を行っています。

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