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朝倉市第2期保健事業計画(データヘルス計画)・第3期特定健康診査等実施計画を策定しました。

登録日:2024年03月25日

   平成20年4月から高齢者の医療の確保に関する法律が施行され、朝倉市でも40歳から75歳未満までの国民健康保険被保険者に「特定健診・特定保健指導」の実施が義務づけられました。

 市では、朝倉市国民健康保険加入者の生活習慣病予防及び重症化予防、健康の保持増進を図るため保健事業実施計画(データヘルス計画)は平成27~29年度までを第1期計画として、特定健康診査等実施計画は平成22~24年度までを第1期計画、平25~29年度までを第2期計画として、特定健診・特定保健指導を実施しました。

今回、平成30~36年度までを第2期保健事業実施計画(データヘルス計画)・第3期特定健康診査等実施計画として実施します。

 

特定健診・特定保健指導と健康日本21(第2次)

関連図

特定健診・特定保健指導の推移

 平成28年度までの受診率は35%前後で、目標値の60%を達成できていない状況です。中でも40歳代及び50歳代の健診受診率が低い状況で、この年代の未受診の理由としては、「忙しいから」「まだ何も症状がないから」などの声が聞かれます。また、男女別にみると男性の健診受診率が低くなっています。生活習慣病予防のための特定保健指導実施率は目標値の60%が達成できています。

 特定健診・保健指導の受診率推移

 医療費の状況

 平成28年度の医療費総額は約51億円で、平成25年度と比較すると、入院で3.5億円減少、入院外で1.5億円減少しています。これらの伸び率は同規模自治体、福岡県、国と比較して低い状況にありますが、依然として全体で50億を超える医療費が掛かっています。

 医療費の状況

医療費総額(入院・外来)の変化

  平成28年度の一人当たりの入院医療費(月額)は29,301円で、同規模自治体、福岡県、国と比較しても高い状況です。医療費全体に占める入院費用の割合、入院件数の割合も同様に高く、1件当たりの在院日数も長くなっており、健康状態が悪化してから医療機関を受診する傾向がみられます。

 医療費の変化

 一人当たり入院医療費の変化

 平成28年度の健診受診者と健診未受診者の一人あたり生活習慣病医療費(通院)を比較したところ、健診受診者の医療費は5,713円、健診未受診者の医療費は33,639円と健診受診者と未受診者では大きな差があることが分かりました。また、平成28年度の朝倉市特定健診の結果から、継続して健診を受診している人と過去5年間健診を受診していなかった新規受診者では、継続して健診を受けている人に比べ、新規受診者で基準値を超えている人の割合が血圧や中性脂肪、LDLコレステロール等健診のほとんどの項目で高いことが分かりました。
 健診を継続して受診することで、現在の身体の状態が確認でき、生活習慣の改善や早期の治療につながり、医療費が下がっていると考えます。

 ●健診受診者と健診未受診者の生活習慣病医療費(通院)(平成28年度 1人あたり/月) 

 医療費比較

 第2期保健事業実施計画(データヘルス計画)・第3期特定健康診査等実施計画の目標

 これらの状況を踏まえ、第2期保健事業実施計画(データヘルス計画)・第3期特定健康診査等実施計画では、生活習慣病の発症予防・重症化予防に重点を置き、次のことに取り組んでいきます。

(1)健診受診率の向上と啓発

(2)特定保健指導の充実と啓発

(3)生活習慣病発症予防のための保健指導の充実

(4)重症化予防のためのハイリスク者(特に未治療者・治療中断者)への保健指導の実施 

 

目標値

 

詳しくは、「第2期保健事業実施計画(データヘルス計画)・第3期特定健康診査等実施計画をご覧下さい。 

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