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令和元年度 市長へのはがき

登録日:2020年03月09日

 広報あさくら令和元年11月15日号で実施した「市長へのはがき」に、たくさんのご提案やご意見をいただきありがとうございました。
 お寄せいただいた60件のご提案、ご意見は、すべてこれからのまちづくりの参考にさせていただきます。本ページでは、その一部を紹介します。
※提案・意見への個別の回答は行いません。
※趣旨を変えずに文を一部変えたものや割愛したものがあります。

人口増の取り組み

若者を受け入れるため、少子化対策として出産手当の増額や、官民による格安住宅の建設販売を提案します。

【回答】 
 朝倉市の国民健康保険(国保)には出産手当はありませんので、出産育児一時金のことについて回答します。出産育児一時金とは、朝倉市の国民健康保険被保険者が出産した場合、出産一人につき、42万円を限度として支給を受けることができる制度です。また、直接支払制度を利用すれば、医療機関が国保から直接受け取ることになり、被保険者の窓口での支払額が軽減されるため、安心して出産できることになります。なお、出産育児一時金は福岡県内で統一の支給金額となっています。
 人口増の取組、若者を受け入れるという点について、近年の社会増減をみると、特に近隣自治体への転出が増加傾向にあるため、その原因を分析し、必要な対策を講じることが求められています。年齢別では10歳代後半から30歳代までの年齢層における転出数が突出しており、大学等への進学に伴う転出の影響が大きいと考えられますが、そのまま他市町村で就職し、戻ってこない若年層を対象とした「地元で就職してもらう、地元に戻って(通勤して)もらう」取組を一層推進していく必要があります。
 あわせて、朝倉市で就業・通学する人のうち約4割の人は他市町村からであることに注目し、この人たちを朝倉市に移住する可能性が高い候補者と位置づけ、ターゲットを絞り、移住促進につながる取組も進めます。また、朝倉市に住んでいる就業者・通学者のうち約3割の人は他市町村へ通勤・通学していますので、朝倉市が他市町村への通勤・通学圏として機能しているという実態を広く情報発信し、「朝倉市に住みつつ、他市町村に通勤する」という新たな定住促進に向けた取組を進めていきます。

避難勧告を早めに解除

豪雨などの避難勧告の解除を、状況を見てもう少し早めに解除してほしい。小学生のいる核家族・フルタイム共働き家庭では、朝8時の時点ではっきりしないと、職場や周りに迷惑をかけることになる人も多いと思います。

【回答】 
 雨が止んでも、それまで降った雨の影響で災害の恐れがある場合もあります。保護者の皆さんにご苦労をおかけしている面がありますが、皆さんの安全が最優先で災害対応していることについてご理解ください。今後も適切なタイミングでの避難情報の発令・解除に努めます。
 また、学校に登校させるまでは「保護者による安全確保」を原則としています。登校時に避難情報などが出された場合は、それに従っていただきますようお願いします。下校時に避難情報が出された場合は、全児童・生徒を学校に待機させます。安全が確保された段階で保護者のお迎えをお願いします。詳細は、各学校から保護者宛にお知らせが出されていると思いますので、ご確認ください。

災害時に障がい者が安心して避難できる施設を

最近、自然災害(特に大雨)が多く警戒レベル5が出るときがあります。避難できる場所には障がいがある子にとっては、とても落ち着いていられることができません。障がいがあっても安心して避難できる場所が整備されているととても助かります。

【回答】 
 平成29年7月九州北部豪雨以降、警戒レベル4の避難勧告や避難指示(緊急)の発令回数も増えています。
 災害時の障がい者の避難に関しては、その人の障がいの特性によりさまざまな配慮が必要であると考えています。障がい者とその他の避難者の避難スペースを分けることのほか、障がい者が安心して避難するために必要とされる配慮を高めていけるよう取り組んでいきたいと考えています。状況により対応できない場合もありますが、まずは避難所の職員にお声かけください。

防災無線が聞こえません

火事や災害の時に流されている音声が、特に台風や大雨の時は窓は雨戸を閉めているので全く聞こえません。高齢者には聞き取りにくいし、スマホなども持っていません。全国的に大きな災害が起きているので早急に対策を考えて下さい。

【回答】 
 防災情報の伝達手段については、複数の情報入手手段の確保を推進しています。これは一つの伝達手段でカバーするのは難しいためです。
 スマホをお持ちでなくても、固定電話をお持ちであれば、防災無線で鳴った内容を聞くことができます(Tel:0180-999-386)。また、大雨警報や避難勧告などの情報は、テレビやラジオで知ることができます。テレビのデータ放送からは、河川水位などさらに詳しい情報を入手することができます。ぜひいくつかの情報入手方法を確保していただくようご協力をお願いします。

消防団員の負担軽減を

消防団のなり手が少ない理由に、活動が多いことが挙げられます。核家族が多くなり子どもがいる家庭で、平日は仕事、休日は消防活動で家族の時間も少なくなります。「毎年の消防操法大会の廃止」や「出初式の屋内開催」、「入退団式後の初任科訓練の実施」、「分団編成の調査・見直し」を団員の負担軽減の点から提案します。

【回答】 
 消防団は独立性・自主性を持って運営されており、各分団とも地域に根差した長い歴史があります。提案全般について、消防団と協議しながら、団員の負担軽減に努めたいと考えます。
【個別の現状について】
・消防操法訓練は、消火活動時の基礎的動作を修練する機会であり、実際の消火活動にも有効な訓練です。しかし、訓練参加が難しい団員の増加は課題であると認識しています。提案のような選択肢も含め、団員の負担軽減となるような変更ができないか、消防団と協議していきます。
・出初式は、年頭にあたり広く市民の皆さんに火災予防を意識してもらうことが大きな目的です。
来賓を案内し、分列行進や消防車両パレード、カラー放水などを行うのはそのためで、他の自治体でも多くが屋外で実施されています。
・入退団式の日の午後は、分団の入退団行事を実施している分団もあるのが現状です。
・教養訓練は、教官である消防署員の協力を得て内容を工夫することで、幹部から初任団員までを、会場を分かれて1日で訓練している現状です。
・分団編成の見直しについて、まずは各分団の実情を照会・調査したいと考えます。各分団とも地域に根差した長い歴史があり、市の考えだけで見直せるものではありませんが、消防団、消防委員会、コミュニティや地域等とも協議して、地域の消防防災のために、どのような体制が望ましいのか、検討していきたいと考えます。

新庁舎には余裕のある設計を

新市庁舎には広いエントランスロビーを作ってください。フレアスのロビーは広くちょっと座って話をするスペースがありますが、ピーポートには全くありません。もっと余裕のある設計を希望します。

【回答】 
 新庁舎の建設など大型事業については一時凍結をしていますが、新庁舎の設計では、エントランスに多目的スペースを配置し、来庁者を迎え入れる空間として、明るく開放的なスペースを確保するようにしています。

観光の推進

小石原川ダムが完成間近となり、市に3つのダムがあることは全国的に珍しいのではないでしょうか。もっとPRするために「3ダムマラソン」を提案します。

【回答】 
 市では、3つのダムを観光資源として活用していこうという方針があります。
 マラソンを含め、今後のダム活用について、東峰村、水資源機構と連携して検討しています。
※令和2年3月にダムを活用したサイクリングイベントなどを開催するところでしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむなく中止としました。

「歴史の道百選」の整備とPRについて、ボランティアを募集して市民で行うのはどうか。また、八丁トンネル開通を期に秋月の観光名所の整備とPRを進めてみてはどうか。

【回答】 
 
選定されている秋月街道は、これまで地元の有志の方々によりPR活動の他、草刈りなどの維持が行われてきています。市でも八丁トンネル開通に向けた嘉麻市との連携事業の中で、秋月街道にも注目し、案内板の設置、登山マップへの掲載等に取り組んでいます。今後も、嘉麻市や地域の方々と連携を取りながら、PRに努めていきたいと考えています。
 また、秋月地区においてはこれまでも公衆トイレの整備、無料Wi-Fiの設置などを実施してきています。また、平成28年から「古都秋月雛めぐり」も実施しており、マスコミ等にも取り上げられ、閑散期の2月の来訪者増に結び付いています。秋月の施設・店舗の商品やメニュー情報を簡単に検索できる仕組みづくりなど、今後も秋月のPRについて取り組んでいきます。

甘木祇園山笠のアピールが足りない。SNSの時代なのに、見に来る人が少ない。もっと盛り上げていきたい。

【回答】 
 甘木祇園山笠も含め、市内の祭り等の伝統行事については、市の観光パンフレットへの記載やホームページでの紹介、各種イベント情報誌への情報提供を行っています。また、SNSとして、Facebookでの情報発信に努めているところで、令和2年2月からLINEの運用を開始しています。今後も、観光振興のため、積極的な情報発信に取り組んでいきたいと考えています。
 また、SNSの情報発信については、発信の総量が増えることでも効果が上がりますので、多くの方々に興味を持っていただき、拡散していただけるような情報発信に努めていきます。

 軽自動車税をコンビニで支払いできるように

軽自動車税をコンビニでも支払いができるようになりませんか。仕事をしていると、銀行などが空いている時間に行くのが難しく思います。

【回答】 
  コンビニ収納について検討はしていますが、課題や問題点も多く、現在のところ、実施のめどは立っていません。口座振替での納付は可能ですので、そちらをご利用ください。口座振替の申込手続きは、市役所や市内各金融機関で行うことができます。

野焼きに困っています

田舎暮らしに憧れ引っ越して来たものの、毎日の野焼きでとても困っています。厳しく取り締まることはできないのでしょうか?

【回答】 
 野外焼却は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により禁止されています。しかし、同法施行令による例外規定があり、全面的に「違法」とは言い切れません。野外焼却をしている周辺住民から生活への支障を訴えられた場合は、市環境課職員が現地確認を行い、例外規定であっても、ご近所への気配りなどをお願いしています。

ごみの回収で困っています

週2回の燃えるごみの回収場所を増やしてほしい(朝倉地域在住)。自宅からかなり遠く、不安でなりません。年を取っても住み慣れた朝倉でずっと暮らせたらと思っています。

【回答】 
 可燃ごみについては、朝倉地域は以前より特定の場所にごみを出す方法(ステーション方式)による回収を行っています。その理由は、収集費用の削減や交通渋滞緩和があり、結果として、収集時の交通事故の危険度合いが改善されています。大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

地域猫活動(TNR)に取り組んでほしい

甘木公園に野良猫が多数存在しています(おかげで庭にフンをされていて困っています)。佐賀県では、地域猫活動(TNR)支援事業を個人の保護団体と実施しており、広島県のみなしご救護隊や熊本県の竜之介動物病院と協力してTNRをしています。朝倉市でもTNRに取り組んでいただきたいと思います。

【回答】 
 一般的にTNRは、地元住民が主体的に取り組む事業ですが、甘木公園では、TNRは行われていません。朝倉市では、飼い主のいない猫の避妊去勢手術費に対して一部助成を行っています。
 庭などの糞害に対しては、2週間の防除器の貸し出しを行っています。自身で購入する前に効果が確認できますのでご活用ください。

道路の白線や街灯の整備

センターラインが消えかかっているところや歩行者用の白いラインが消えてなくなっているところがあり危険です!きちんと整備してほしい。街灯が少なく夜が安全面で心配なので、増やしてほしい。

【回答】 
 朝倉市内全域の市道上の区画線の引き直しについては、緊急度合いや安全性を考慮しながら、年に2回行っていますが、整備が追い付かずご迷惑をおかけしています。まずは、地域の要望として、具体的な場所がわかる地図と要望書を区会長を通じて提出してください。
 また、街灯については、防災交通課で防犯灯設置補助を行っていますので、まずは区会長にご相談ください。

特定健診の無料化

市民の健康寿命は何者にも代え難い効果である。今の負担がわずか1000円とはいえ、「無料化」という言葉のインパクトは大きい。そこで無料化とあわせて、受診促進キャンペーンを提案したい。そこでは、例えばコミュニティや区会長会を巻き込んで直接に地域リーダーに訴えるとか、場合によっては地域別の受診率を公表して競わせるなどの手段と併用すれば市民の意識も変わり、大きな効果が期待されるのではないかと思います。

【回答】 
 特定健診の無料化については、他の導入自治体などの効果や課題を検証し、実施に向けた検証を行っていきます。
 無料化実施の場合は、ご提案のとおりコミュニティや区会長会、その他関係機関等に向けて効果的な啓発を行います。                        
   また、受診率の公表につきましても、今後積極的に行っていきたいと考えています。

人間ドックセンターを作って

何でも揃ってる人間ドックセンターを作ってほしい。朝倉はあちらここちらに行かないといけないので大変です。

【回答】 
 朝倉診療所健康センターでは、半日人間ドックとして、特定健診・胃がん検診・大腸がん検診・肺がん検診・腹部エコー検査などを行っています。その他オプション検査として、前立腺がん検査、腫瘍マーカー検査、胸部CT検査等の10検査の中から当日追加検診も受けることもできます。
 健診の詳細は、朝倉診療所健康センター(TEL:52-1133)へお問い合わせください。予防医療として、積極的な健診をお勧めします。
 また、朝倉診療所では、Twitterで、皆さんにとって身近な医療情報なども配信中です。ぜひフォローをお願いします。

高齢者が楽しめるサークルなどを教えて

退職して10年以上になります。退職したら旅行などしたいと思っていましたが、年々体力も落ち、病院代もばかになりません。月2回の図書館の映画上映会だけが楽しみです。高齢者が楽しめるサークルなどがあったら教えてください。

【回答】 
 朝倉市では介護予防のため「いきいき健康クラブ」を市内3カ所で、週1回行っています。10時から4時間程度、簡単な運動、介護予防講座、趣味活動、レクリエーションなどを行っています。
 また、筋力トレーニング事業(市内2カ所)や有酸素運動と筋力トレーニングを合わせたステップ運動教室(コミュニティセンターなど)を行っています。
 身近な公民館や集会所などで、地元ボランティアの皆さんが自主的に組織し運営している地域の通いの場「ふれあい・いきいきサロン」では、お茶飲み会や会食、健康体操やレクリエーションなどさまざまな活動が行われています。
 また、図書館の上映会は、著作権の許諾を受けた映像資料でなければ上映することができません。しかし、著作権の許諾を受けている資料は価格が高く、毎週上映会を行うだけの資料をそろえることができません。そのため、月2回の上映とさせていただいています。ご理解願います。

図書館の夜間開館

図書館の開館時間を19時までにしてほしい。難しいようであれば、他の自治体のように、1週間に1度20時までの日などを設けてほしい。

【回答】 
 現在のところ、開館時間の延長を行うことは考えていません。
 市内には3つの図書館があり休館日をずらして開館しています。また、祝休日も開館しており、年間を通じて、年末年始と図書整理日の10日間以外は、いずれかの図書館を開館しています。さらに、インターネットでの予約サービスを行うことで、夜間でも図書資料の検索や予約、継続貸出ができるようになっています。

生涯学習情報を分かりやすく提供

朝倉市の生涯学習(生涯学習センター)についての情報が分かりにくい。他の自治体では、冊子がもらえ、市外の人も講座・スポーツ(体育館)に参加できる。

【回答】 
 生涯学習やスポーツの情報は、市広報紙、情報誌「ぴあら」、市ホームページに掲載しています。また、各地区のコミュニティで開催しているお茶の間学習事業についても市ホームページに掲載しています。市民限定の講座等もありますが、市外の方にも参加いただける講座も開催しております。
 今後も、より分かりやすい情報の提供に努めたいと考えています。

三連水車あさくらの遊具

見事に復活がなされ感謝しています。「ブランコ」についてですが、幼児用が人気があり順番待ち。しかし、勝手に割り込んで弱い目にあう子どもも見受けられます。子どもの立場からも順番ということを教えられる良い機会だと思います。並ぶ位置を表示してもらえるといさかいなく良いと提案します。

 【回答】 
 三連水車の里あさくらをご利用いただきありがとうございます。ご意見については、遊具の使用に関して「思いやり」を喚起する看板を設置するよう検討していきます。

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