市には、猫によるふん尿や鳴き声、ゴミや庭を荒らすといった相談が多く寄せられています。また、飼い主のいない猫への無責任なエサやりは、食べ残しにカラスや害虫が集まるなどの環境衛生上の問題や、近所へのふん尿被害、猫の過剰繁殖につながります。
市では、飼い主のいない猫の過剰繁殖を抑え、ふん尿や鳴き声等の被害を軽減させるため、飼い主のいない猫に対する不妊去勢手術費の一部を補助します。
【手術後の効果】
● 繁殖を抑えることができるため、飼い主のいない猫の数が増えなくなります。
● 発情期の鳴き声や他の猫とのケンカが少なくなります。
【補助金額】
1匹につき5,000円
【補助対象者】
市内に住所を有する個人で、市内に生息する「飼い主のいない猫」に不妊去勢手術を施す人。
※飼い猫は補助対象外です。
【受付期間】
令和6年7月1日(月)~令和7年3月下旬
※予算がなくなり次第終了(25件程度)
★申請方法★
※注意事項※ ~申請の前に必ずお読みください~
(1) 手術後の申請は受付できません。必ず手術前に申請書を提出してください。
(2) 申請者自身で猫を捕獲して指定動物病院に持込み、手術後は元の場所に放してください。(市では捕獲のための器材の貸出は行っていません。)
(3) 猫の捕獲、持込みの際は、人・猫ともに怪我のないように十分注意してください。
(4) 手術料金は動物病院によって異なります。あらかじめご確認ください。
(5) 手術済みの印として耳先V字カットを施すことに同意していただきます。(麻酔後、手術済みと判明した場合も同様とします。)
(6) 猫の健康状態により獣医師が手術を中止する場合があります。手術及び耳先V字カットにかかる費用以外は、全額申請者負担(補助金対象外)
となります。
(7) 対象の猫が複数いる場合は、1匹目の手術終了後に次の猫の申請を行ってください。
1 申請
補助金の交付を希望する方は、始めに上記の注意事項及び補助金交付申請書の誓約事項をよく読み、十分にご納得された上で、
次の書類を市環境課に提出してください。
【提出書類】
(1) 補助金交付申請書
(2) 猫の全身が写った写真
(3) 猫が生息する地域を示した地図
(4) 補助金請求・受領委任状
2 審査、通知
書類審査の結果に基づき補助金交付の可否を決定し、申請者に通知します。(1週間程度かかります。)
3 予約、捕獲
決定通知書の有効期限以内に指定動物病院に予約を行い、手術日に合わせて猫を捕獲してください。
※有効期限をすぎるまでに手術できなかった場合は、補助金の交付ができなくなります。
※指定動物病院の一覧は→こちら
4 手術
市が通知した書類(決定通知書等)を、手術を実施する指定動物病院に提出してください。
5 支払い
手術を実施した動物病院に、手術料金から補助金額を差し引いた額を支払ってください。
(例)手術料金が2万円の場合は、補助金額5千円を差し引いた1万5千円を支払ってください。
※ 手続きはこれで終了です。補助金は、手術を実施した指定動物病院に委任払いされます。
【補助金交付を取り消す場合】
以下の場合は補助金の交付を取り消します。
(1) 獣医師が、猫の健康上の理由により手術の中止を決定したとき
(2) 対象猫に手術を受けさせなかったとき又は手術を受けさせることができなかったとき
(3) 偽りその他不正な手段により補助金の交付の決定を受けたとき
(4) 朝倉市補助金等交付規則又は朝倉市飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助金交付要綱の規定に違反したとき
【手術料金について】
動物病院の診療報酬は、手術手数料も含め、その金額を一律に定めることは独占禁止法で禁じられています。動物病院がお互いに協定したり、
また行政が指示することはできません。そのため、手術料金は動物病院によって異なりますので、ご理解の上、料金はあらかじめ確認をお願いします。
提出先・問い合わせ先
朝倉市環境課環境係(環境センター内)
〒838-0062 朝倉市堤4番地6
TEL 0946-22-1111(代表)
0946-23-1153(直通)