新着情報 令和7年7月27日にセアカゴケグモが新たに発見されました。
特定外来生物に指定されている毒グモ「セアカゴケグモ」は、県内では福岡市をはじめ複数の市町で発見されています。
朝倉市では、令和4年度に初めて確認され、令和7年7月20日、22日に杷木中学校の敷地内、27日に久喜宮保育所の敷地内で生息が確認されました。
発見された個体はすべて駆除していますが、今後も発見される可能性がありますのでご注意ください。
また、見つけた場合は、毒を持っているため素手で触らず、市販の殺虫剤を使用して駆除してください。
詳しい情報は福岡県ホームページをご覧ください。
市内での確認状況
年月日 | 場所 | 確認数 |
令和4年9月7日 | 朝倉市一木 | 成体1匹 |
令和7年7月20日 | 朝倉市杷木池田 | 成体5匹、卵2つ |
令和7年7月22日 | 朝倉市杷木池田 | 成体48匹、卵14つ |
令和7年7月28日 | 朝倉市杷木久喜宮 | 成体3匹 |
セアカゴケグモの特徴
オス…体長約0.5センチメートル、背中が灰色、腹に赤い模様
メス…体長約1センチメートル、体全体が黒色、背中と腹に赤い模様
生息場所…物陰になるせまいところ、温かいところに巣を作ります。巣は不規則な網を張って形成します。側溝の金網やふたの裏、植木鉢のふちなどに生息していることが多いためご注意ください。
咬まれないためには
・野外で作業するときは、長袖、長ズボン、靴下、手袋などを着用してください。
・素手で触らないでください。
・靴(外履き)をはく前に、クモがいないか確認してください。
駆除方法
市販の殺虫剤で駆除してください。雑誌等で叩きつぶしても駆除できます。卵は靴で踏みつぶしてください。
駆除は、発見された土地または建物の管理者で行っていただくことが基本となります。
咬まれたときの対処法
セアカゴケグモに咬まれると、針で刺されたような痛みを感じ、咬まれた部分の周りが腫れて赤くなります。悪化すると痛み、発汗、発熱、発疹などが現れます。
重症化することはまれですが、子どもや高齢者、アレルギー体質の方は注意が必要です。
咬まれたときは、傷口を水で洗い流し、早めに病院で医師の診察を受けてください。殺虫剤で駆除したクモを持っていくと、適切な治療につながります。
セアカゴケグモを見つけたら
セアカゴケグモ(セアカゴケグモらしきクモ)を見つけたときは、素手で触らずに、市販の殺虫剤で駆除してください。