(趣旨)

第1条　この規則は、児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第24条第1項の規定により行う保育及び同条第3項の規定により行う利用の調整に関し、必要な事項を定めるものとする。

(入所資格)

第2条　保育所(法第24条第1項の保育所をいう。以下同じ。)に入所し保育を受けることのできる資格を有する者は、次に掲げるとおりとする。

(入所手続)

第3条　前条の資格(以下「入所資格」という。)を有する児童の保護者は、当該児童の保育所への入所を希望するときは、教育・保育給付認定申請書(現況届)兼保育所等入所申込書(様式第1号。以下「入所申込書」という。)を市長に提出し、その承認を受けなければならない。ただし、法第24条第5項又は第6項の規定により市長が入所させる場合については、この限りでない。

(利用調整)

第4条　市長は、保育の需要等の事情により必要と認めるときは、法第24条第3項の規定により保育所の利用について調整(以下「利用調整」という。)を行うものとする。

(入所承諾)

第5条　市長は、保育所の入所申込みに係る児童について、入所の承諾を行うときは入所承諾通知書(様式第2号)により、入所の承諾を行わないときは入所保留通知書(様式第3号)により、当該児童の保護者に通知するものとする。

(入所期間)

第6条　保育所の入所期間は、各年度ごとに、保育所に入所する児童(以下「入所児童」という。)の保護者が入所を希望する期間の範囲内において、市長が認める期間とする。

(届出の義務)

第7条　入所児童の保護者は、保育所の入所期間中に次の各号のいずれかに該当するときは、市長に届け出なければならない。

(保育の停止)

第8条　市長は、入所児童が感染症にかかったときその他特に必要があると認めるときは、当該児童の保育を停止することができる。

(退所届)

第9条　入所児童の保護者は、保育所の入所期間の満了前に当該入所児童を退所させようとするときは、退所届(様式第4号)を市長に提出しなければならない。

(入所の承認の取消し)

第10条　市長は、入所児童が次の各号のいずれかに該当する場合は、入所の承認を取り消すことができる。

(その他)

第11条　この規則で定めるもののほか、保育所等における保育の利用に関し必要な事項は、市長が別に定める。