福岡県 史跡 昭和38年1月16日指定
朝倉市須川
奈良時代の寺院跡。「長安寺」は現在の字名で、記録には「朝鞍寺」、「朝闇寺」とあり、「あさくらでら」と呼ばれていた時期があったらしい。この周辺は朝倉橘広庭宮の有力な推定地であったが、発掘調査の結果、7世紀にまでは遡らない寺院跡であることがわかった。奈良時代の多数の瓦や土器に混じって、墨書土器や木簡が出土しており、当時の貴重な文字資料となっている。

ここから本文です。
福岡県 史跡 昭和38年1月16日指定
朝倉市須川
奈良時代の寺院跡。「長安寺」は現在の字名で、記録には「朝鞍寺」、「朝闇寺」とあり、「あさくらでら」と呼ばれていた時期があったらしい。この周辺は朝倉橘広庭宮の有力な推定地であったが、発掘調査の結果、7世紀にまでは遡らない寺院跡であることがわかった。奈良時代の多数の瓦や土器に混じって、墨書土器や木簡が出土しており、当時の貴重な文字資料となっている。