普門院本堂の概要
【名称】 | 普門院本堂(ふもんいんほんどう) | |
【種別】 | 有形文化財(建造物) | |
【時代】 | 鎌倉時代末期 | |
【所在地】 | 朝倉市杷木志波 | |
【文化財指定】 | 国指定重要文化財 | |
【指定日】 | 大正2年4月14日 | |
【概要】 | 普門院は、天平19年(747)聖武天皇の勅願をうけ、行基が筑後河畔に創建したものが、度重なる水害のために現在地に移築されたものと伝えられています。 本堂は『筑前国続風土記』に「この寺の仏堂広からずと雖も、その営作の精巧なること国中第一なり」と記されており、桁行三間梁間三間の宝形造りで、総本瓦葺き、四周に緑をめぐらせています。昭和の解体修理で、もとは桁行五間梁間四間であったことがわかりました。 建築様式はいわゆる和様ですが、天竺様式・唐様式もわずかながら混入しており、鎌倉時代末期の建造と考えられています。 |