朝倉市は、平成22年12月に食料・農業・農村についての基本的な事項を定めた条例を制定しました。
この条例のコンセプトは、「みんなで支えよう 朝倉市の農業・農村」
条例制定の趣旨
この条例は、農業の振興を図っていくことを目的としていますが、昨今の農業を取り巻く情勢は、農業に対する振興策だけでは困難な状況にあります。
農業は、農産物を生産するだけでなく、農家を支え農村を形成し、農村は、集落機能によって水源のかん養などの多面的機能を有し、その恩恵は市民みんなが受けています。
この農業が市民に果たしている役割について、市民の理解を深め地産地消など、みんなで農業を育んでいくことが農業を振興して行くうえで必要不可欠になっています。
それぞれの立場で農業を理解し、農業を貴重な財産として市民みんなで育んでいくために、この条例を制定しました。