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地域コミュニティ

登録日:2011年03月21日

 朝倉市では、地域住民が自ら暮らす地域を自らの力でより良くしていく活動に参加し、活気ある地域づくりが進むよう、「地域コミュニティ活動の活性化」に取り組んでいます。
 現在、市内17地区で地域コミュニティ組織による地域に根ざした特色あるコミュニティ活動が行われています。

「地域コミュニティ」ってなに?

 地方分権の進展とともに、地域社会のあり方そのものが大きく変貌を遂げようとしている今、コミュニティによる自主的な活動を通して、住みよい地域づくりを実現していく試みが「地域コミュニティ」という形で全国的に広がりを見せています。
 「地域コミュニティ」とは、日常生活のふれあいや共同の活動、共通の経験を通して生み出されるお互いの連帯感や共同意識と信頼関係を築きながら、自らの地域を地域住民みんなの力で自主的に住み良くしていく。そうした地域社会のことをいいます。

なぜ「地域コミュニティ」が必要なのか?

(1) 個性ある地域づくりのために
 それぞれの地域には、守るべき自然や古くから伝わる伝統・文化、固有の歴史など、さまざまな資源(地域の特色)があります。地域の資源を次世代に受け継ぐとともに、地域の特色を生かし、魅力ある個性豊かなまちづくりを進めます。

(2) 地域の共同意識の向上のために
 安心・安全な地域社会を実現するためには、地域住民が相互に協力し、地域課題にとりくむことが必要です。
 協力・連携して課題にとりくむために、住民一人ひとりが、地域コミュニティの一員としての意識を持ち、地域に目を向けるとともに、お互いに理解しあい、信頼関係を築き、地域の共同意識を高めることが必要です。

(3) 効率的な財政運営のために
 市民ニーズや生活様式の多様化・高度化・複雑化が進む中、行政だけで、きめ細やかな公共サービスを提供することは、事務量的にも財政的にも、限界がきている現状にあります。
 このため、協働によるまちづくりの原点に立ち、「行政がすること」「住民の皆さんができること」の役割分担を明確にし、効率的な財政運営を展開していこうというものです。

(4) 住民主体のまちづくりの実現のために
 それぞれの地域の特色を生かし、その地域にふさわしいまちづくりを実現するためには、行政からの押しつけではなく、地域住民が自ら地域の将来を考え、その意思に基づくまちづくりを進めることが必要です。
 また、地域の活性化にはリーダーが必要不可欠となりますが、人材の育成も合わせて行うことが求められます。

(5) 地域と行政の協働の実現のために
 地域と行政がお互いの立場を認め、住民が主体となって行うこと、行政が担うべきことを共に理解し、それぞれの役割を果たしていくことにより、より良い地域づくりを目指します。お互いが、自立した対等の関係で、適切な役割分担のもと、協力し合って協働のまちづくりを進めることが必要です。

朝倉市市民活動保険

 市民のみなさんが安心して市民活動をしていただけるように、万一の事故に備えて市で加入する保険です。市が保険料を負担して保険会社と契約を結びますので、加入の手続きをする必要はありません。対象となる活動の条件としては,以下の3つを満たすことが必要です。
・ 市内に活動の拠点があること。
・ 5人以上の市民によって組織された市民団体や個人による活動であること。
・ 本来の仕事を離れて行う継続的,計画的な公益性のある市民活動中の事故であること。ただし,宗教・政治・営利を目的とした活動や,自分たちのために行う活動は対象となりません。

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