ツマアカスズメバチは、中国・台湾・東南アジア・南アジア原産の外来種で、特定外来生物に指定されています。
平成27年9月に福岡県内では初めて北九州市で生息が確認されました。令和4年5月9日には福岡市東区及び糟屋郡久山町において
ツマアカスズメバチの女王バチが確認されています。
ツマアカスズメバチの特徴
・体長は約2~3cm
・体は全体的に黒っぽく腹部がオレンジ色で脚先が黄色
・主にミツバチを含む昆虫類を捕食する
巣は壁に覆われ球状で高い位置(地上から10メートル以上)、特に樹木の枝先や建物の壁などに作られることが多いです。
巣の大きさは、直径1メートルを超えることもあり、縦に長い涙滴型になるのが特徴です。
(下図)在来のスズメバチとの比較
(27~40mm) (24~37mm) (22~28mm) (21~28mm) (17~24mm) (20~30mm)
心配される影響
ツマアカスズメバチは日本在来のスズメバチ同様に強い毒性があります。
また、在来のハチ等を駆逐し、生態系や養蜂業等に被害を及ぼすおそれがあります。
発見した場合
ツマアカスズメバチの個体や巣を発見された場合は、近寄らず刺激しないでください。
刺されてしまったら
刺された場合は、毒を絞り出しながら患部をよく水洗いするか、ポイズンリムーバーを使って毒を吸い出してください。
(※口で毒を吸い出すのは危険です。)
抗ヒスタミン剤、およびステロイド剤を含んだ外用薬があれば塗った後、傷口を冷やしてください。
症状がひどい場合は、最寄りの医療機関を受診してください。
問い合わせ先
朝倉市役所 環境課
Tel:0946-23-1153(直通) FAX:0946-24-3615
北筑後保健福祉環境事務所 環境課地域環境係
Tel:0942-30-1052 FAX:0942-37-1973