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特定健診について

登録日:2021年01月29日

 今回は、特定健診についてお話したいと思います。

2008年に特定健診が始まり10年以上経ちました。少しずつ皆さんにもメタボリックシンドロームという言葉が受け入れられてきたと思います

特定健診では、内臓に脂肪がつく「内臓型肥満」と生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病その他の生活習慣病であって、内臓脂肪の蓄積に起因するもの)に着目しています。

不健康な生活習慣をおくることで内臓脂肪が蓄積し、脂肪組織が人間にとって不都合なホルモン(アンジオテンシノーゲン、遊離脂肪酸、TNF-α、FFA、レジスチン)の分泌を増加させ、良いホルモン(アディポネクチン)の分泌を減少させるため動脈硬化につながっていきます。そのためメタボリックシンドロームの方は、糖尿病の新規発症率が約3倍高く、狭心症や心筋梗塞などの心臓病発症のリスクが1.8倍高くなります。

 

また、生活習慣病のなかでも糖尿病は

 

  1. 膵臓がん、肝臓がん、大腸がんについては、糖尿病で発がんのリスクが上昇
  2. 脳梗塞の発症率が24
  3. 狭心症や心筋梗塞の発症率が23
  4. 認知症発症のリスクが24
  5. 歯周病や齲歯は糖尿病を悪くし、逆に血糖値が高いと歯周病や齲歯の状態が悪くなりやすい
  6. 骨折しやすくなる

といった老化関連の疾患を増やすとされています。

 現在、生活習慣に関連する疾患の医療費は約3割を占めているといわれます。

生活習慣病は自覚症状が出にくいため、病院を初めて受診した日に薬の治療から始めなければいけない方たちもいます。

特定健診は、治療に至る前の早期に本人自らの健康状態を自覚し、生活習慣の改善の必要性を理解した上で実践につなげられるようにとの目的があります。そのため、検査結果も基準値だけでなく理想値があり判定が少し細かいです。

 

朝倉診療所で行ってる半日人間ドックは特定健診の内容を含んでいます。健診当日に栄養士や保健師による健康相談もあり、月に一回健康相談会も行っています。 

健診は受けることがゴールではありません。健診を受けていなかった方は継続して健診を受けるという目標でもいいでしょう。無理なく変えれる所から生活習慣を変えていきましょう。

 

 生活習慣は、例えるならば長距離マラソンのようなものです。

自分一人では続けることが難しいものなので是非地域で行われているサロンや行事に参加してみましょう。

 

 福岡県では、ふくおか健康づくり県民運動の一つとしてアプリで楽しく健康づくりを目標に「ふくおか健康ポイントアプリ」という名前のアプリが提供されています。スマートフォンをお持ちの方は使われてみてください。

 朝倉診療所健康センターでは、特定健診と各種がん検診を含む半日人間ドックや特定健診のみでの受診も可能です。是非、1年に1回は受けてください。皆さんにお会い出来るのを楽しみにしています。

 

 

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