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生活支援体制整備事業(令和2年度)

登録日:2021年09月16日

 

 朝倉市では介護が必要な状態であっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供 される「地域包括ケアシステム」の構築を目指して、すでに提供されている医療や介護サービスだけでなく生活支援や介護予防などの事業を進めているところです。
   その仕組みの一つとして、今後さらに進展する高齢化による要介護者の増加、単身世帯の増加や社会的孤立の拡大、少子化による人口減少、介護人材不足などの社会的課題に対応するため、専門職によるサービスだけでなく住民も一緒になって支えあう地域づくりのため「生活支援体制整備事業」を実施しています。
 生活支援体制整備事業では、各コミュニティに働きかけて高齢者のニーズを把握し社会資源をつなぐため、地域で支え合いの仕組みを広める「生活支援コーディネーター」を配置して、地域の話し合いの場である「協議体」の立ち上げ支援を行っています。

 

   福田地区で買い物サロンが始まりました。

 この事業のモデル地区である福田地区では、令和2年9月23日から週1回買い物サロンが始まりました。福田地区は平成30年に地域の話し合いの場である「協議体」を立ち上げ、「人口が減少する中、自分が支えられる側になった時、どんな困りごとがあるか考えてみよう」というテーマでワークショップを開催しました。
 様々な困りごとが考えられる中、特に意見が多かった「買い物」に焦点を当て、どうしたら解決が出来るか、解決に向けた対策について話し合いを重ねて、移動販売車による買い物サロンの実施に至りました。
 買い物サロンは、グリーンコープ生活協同組合ふくおか様の協力で、毎週水曜日、福田地区6か所で実施されています。買い物だけではなく、おしゃべりをしたり楽しい集いの場にもなっています。

    福田2 買物1 買物3

  地域における支え合いの体制づくりについて、講演会を開催しました

 令和2年11月28日に朝倉地域生涯学習センターにて、『支え合える地域づくり いつまでも元気で活躍できるために』というテーマで講演会を開催しました。
 この事業の第1層生活支援コーディネーターである、(株)くまもと健康支援研究所  代表  松尾洋氏を講師に迎え、「地域包括ケアシステム」の構築や生活支援体制整備事業について、そして福田地区の取り組み等も紹介させていただきました。
 当日は、民生委員・児童委員や区会長、コミュニティ会長等を中心に104名の方に来場いただき、いつまでも生き生きと元気で地域の担い手としてご活躍頂くために、支え合いの地域づくりの重要性について共有しました。

   講演会1 講演会2 

  大庭地区でワークショップを開催しました

 大庭地区では、令和2年12月7日、令和3年3月22日に「10年後、自分たちが住む地域にどんな困りごとがあるだろうか。どのような解決策があるだろうか。」というテーマでグループワークを開催しました。
 参加した30名の方は、自分だったらどのような事に困るだろうかと想像しながら、積極的に意見を出し合いました。

  大庭1 大庭

  話し合いの場である「協議体」の立ち上げについて

 市では、生活支援コーディネーターと共に各コミュニティを訪問し、自分たちの地域の課題について、話し合いを行う「協議体」の立ち上げ支援を行っています。現在2地区で協議体が立ち上がり、自分たちの地域にあったらいいなという助け合いや支え合いについて、話し合いを重ねています。
 少子高齢化の中、地域でのつながりや支え合いの重要性が見直されています。今後も各地区で話し合いの場が立ち上がるよう支援を続けていきます。

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