表示色
文字サイズ変更

ここから本文です。

コウモリについてのお知らせ

登録日:2022年03月04日

 コウモリは、鳥獣保護管理法で保護されており捕獲が禁止されています。鳥獣保護管理法とは、鳥類または哺乳類に属する野生動物の捕獲と駆除を禁じている法律で、哺乳類であるコウモリはこの鳥獣保護管理法が適用されます。原則として、捕獲・殺傷は禁止されており、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。もし部屋に入ってきたり、ケガなどの衰弱で保護した場合は速やかに逃がしましょう。
環境省HP-鳥獣保護管理法の概要
 

コウモリの基礎知識
 日本には、約35種のコウモリが生息しており、日本でよく見られる種類は「アブラコウモリ」と言われる種類のコウモリです。口や鼻から超音波を出し、夜に飛ぶ昆虫を食糧にしています。1頭のコウモリが1日に食べる虫の量は、蚊くらいの大きさの昆虫で約500匹を食べると言われています。コウモリのほとんどは絶滅危惧種で、どのような目的でも捕獲する場合は自治体や環境省の許可が必要です。また野生のコウモリには、たくさんの病原菌が付着してる可能性があります。素手で触ることは不衛生であり、感染症やアレルギーなどを引き起こすリスクがあります。

家に入ってきた場合の対処法
 市では、捕獲、駆除等は行っていません。ご自身の管理地は、ご自身で防除する対応が必要です。糞や羽音等でお困りの場合は、コウモリを追い出し、侵入口を塞ぎましょう。
■忌避剤を使う
 市販の忌避剤を使えばコウモリ以外の鳥獣にも長期的な効果があります。また、蚊取り線香の煙でも一時的に燻りだす効果があります。
■ライト等を使って誘導する
 夜行性のコウモリは、強い光に弱いのでライトなどの強い光で誘導して家の外に追い出し、侵入口を塞ぎましょう。
■超音波が苦手
 コウモリやネズミなどを追い払うための超音波発生装置なども効果があります。最近ではスマートフォンに超音波を発生させるアプリ等もあります。また、ラジオの音声も嫌う傾向にあります。家の構造上、侵入口を塞ぐことが困難な場合は、侵入口にCDやアルミ箔等を設置するとコウモリが出す超音波を乱反射させる効果があり、近づき辛くなります。
■専門業者に依頼する
 対応が困難な場合は、環境課にご相談ください。有料になりますが、コウモリに対応可能な業者をご紹介します。ご自身の所有地・管理地以外の場合は、施設や土地の所有者・管理者にご相談ください。

このページを見た方はこんなページも見ています

    このページに関する
    お問い合わせ先

    市民環境部 環境課
    お問い合わせフォーム

    このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページは参考になりましたか?