◆朝倉市民生委員児童委員協議会総会
令和4年4月20日に朝倉市民生委員児童委員協議会総会をピーポート甘木中ホールで行いました。当日は、民生委員児童委員及び主任児童委員137名(会員総数155名)、来賓2名、事務局を初め担当部局から5名を含む144名の参加でした。
以下の議案について、各担当会長から提案があり審議の結果、全会一致で承認されました。
・第1号議案 令和3年度朝倉市民生委員児童委員協議会活動報告について
・第2号議案 令和3年度朝倉市民生委員児童委員協議会決算報告及び会計監査報告について
・第3号議案 令和4年度朝倉市民生委員児童委員協議会事業計画について
・第4号議案 令和4年度朝倉市民生委員児童委員協議会予算書について
◆朝倉市民生委員児童委員協議会 上期全員研修会
令和4年6月23日に朝倉市民生委員児童委員協議会全員研修会を朝倉地域生涯学習センター 文化ホールで行いました。
講師に大西 良先生(筑紫女学園大学准教授)をお招きし、「社会問題としての子どもの貧困」と題して講演を頂きました。
要旨:日本では、子ども達が睡眠不調やゲーム依存を訴える中、コロナ禍で生活環境が変化し、心のバランスを崩して、自傷行為や自殺企図する子どもが増えている。世界では、路上生活者や教育を満足に受けられない子ども達がいる。
貧困には見える貧困と(人と比べることで気づく)見えない貧困がある。この見えない貧困が児童虐待・健康格差など不利の連鎖を起こしている。
子どもの貧困問題は、私たち一人ひとりが関心を持つことで問題解決の糸口になる。
その一つに、こども食堂があり、多世代交流の場、災害時の支援拠点ともなっている。
参加者から、“子供の貧困の背景がわかった。子どもの依存先を増やすことが解決策の一つで、私たちの活動が、依存先の一つになれればと思う“、との感想がありました。
◆朝倉市民生委員児童委員協議会障がい者福祉専門部会研修
令和4年7月25日に障がい者福祉専門部会研修会をピーポート甘木で開催、朝倉市身体障がい者福祉協会友岡重久会長から講演を頂きました。市内の障がい者の実態を把握するとともに、障がいを正しく知り、サポートすることを再認識しました。
◆朝倉市民生委員児童委員協議会生活環境福祉専門部会研修
令和4年7月26日に生活環境福祉専門部会研修会をピーポート甘木で開催、蜷城コミュニティセンター羽野勉事務局長から講演を頂きました。蜷城地区は浸水被害常襲地帯であるため、日頃から、地区区会長をはじめ地区全体で民児協とも連携し、より良い避難誘導を求めて活動しているとの報告がありました。身近な課題であるだけに、多くの質疑が出され、さらに理解が深められました。
◆朝倉市民生委員児童委員協議会高齢者福祉専門部会研修
令和4年7月27日に高齢者福祉専門部会研修会をピーポート甘木で開催しました。南陵十文字地域包括支援センター福田氏をはじめとする職員による「認知症サポーター養成講座『認知症を学び地域で支えよう』」を行いました。認知症サポーターは、特別なことをするわけではない、認知症の方の心を感じて支えることである。見えてこない部分が多く、これからの課題として大きな位置づけになる、認知症をより理解でき今後の活動に生かせる、との声もありました。
エンディングでは「手紙~親愛なる子供たちへ」の歌が流れ、歌詞が配布されました。
◆委嘱状交付式及び一斉改選に伴う研修会
令和4年12月10日に朝倉市民生委員児童委員協議会 委嘱状交付式を朝倉地域生涯学習センターの文化ホールで行いました。厚生労働大臣からの民生委員児童委員委嘱状が朝倉市長より交付され、各地区会長が代表で受領しました。
令和4年12月14日に一斉改選に伴う研修会を朝倉地域生涯学習センターの文化ホールにて行い、訪問活動・相談活動に関するDVDの視聴や、想定される案件について、Q&A集により学びました。
また、市役所各課や朝倉市社会福祉協議会、グリーンコープから事業の周知や民生委員児童委員との連携等について説明を受けました。
◆朝倉市民生委員児童委員協議会 下期全員研修会
令和5年2月17日に朝倉市民生委員児童委員協議会全員研修会を朝倉地域生涯学習センター 文化ホールで行いました。
講師に中村 秀一先生(九州大谷短期大学 福祉学科教授)をお招きし、「民生委員・児童委員の住民支援活動とは~民生委員児童委員活動のための基礎知識~」と題して講演を頂きました。
福祉的なニーズをもつ地域住民の生活状況を必要に応じて把握し、関係機関へとつなぐ民生委員児童委員の役割を、具体例を交えながらの分かりやすい講義で再認識しました。
また、人口構成問題(2025年問題、2040年問題)、認知症、独居高齢者の増加等があり、今以上に地域福祉が必要になることを力説されました。
参加者から、「支援する側とされる側で上下関係にならず、対等な立場で民生委員児童委員活動を行うように心がけたい。」、「民生委員児童委員の存在意義を十分に認識し、3年間の任期を務めていきたい。」といった感想がありました。