下水道量水器とは
地下水・雨水の使用や汚水排出量の減水による水量を把握し、下水道使用料を算定するために、お客様自身で管理している量水器のことを言います。
下水道量水器による処理には3種類あります。
(1)減算:下水道使用料=親メーターを通過した水量-子メーターを通過した水量
・園芸・農業等で水を撒いている
・事業所や店舗で材料の一部や製造過程に水道水を利用している
(2)加算:下水道使用料=親メーターを通過した水量+子メーターを通過した水量
・井戸水や温泉水を下水道へ流す など
(3)専用:下水道使用料=子メーターを通過した水量
・1つの親メーターに対して2軒の家屋があり、一方は汲取りで、もう一方は下水道を使用している など
有効期限内に交換が必要です
量水器の有効期限(検定満了時期)は、計量法により8年と定められています。有効期限を過ぎた量水器は
回転不良を起こし、正確な数値が計測できなくなる可能性があることから、 有効期限内の交換が必要です。
検定満了期は量水器に記載されていますのでご確認ください。
使用期限(8年)を過ぎたものについては早急に交換を行ってください。
下水道量水器は、お客様個人の管理となります。よって、お客様が工事事業者へ依頼し交換等を行っていただく必要があります。
また、交換にかかる費用もお客様の負担となります。
量水器交換の施工につきましては、交換工事が可能な事業所の参考として、朝倉市給水工事事業者一覧を掲載しております。
工事については検針業務に支障がないようにするため、「工事可能日カレンダー」の工事可能期間中に行ってください。
有効期限については、量水器の蓋の裏側に貼られたシールに記載されている場合がほとんどです。(画像赤枠部分)
メーカーや型番によって蓋の色など外観に差異があります。
交換の流れと注意点
下水道量水器を交換する手順、注意点は以下のとおりです。
交換の流れ
1.朝倉市指定給水事業者等へ工事を依頼する(依頼前に見積を取るのが望ましい)
2.施工業者より市へ事前連絡(電話)を行い、工事日を決定する
3.工事完了後、施工業者より報告書類を朝倉市上下水道課へ提出する
届出書類
(1)下水道用量水器交換報告書
(2)交換前の全体がわかる写真、交換前のメーター数値がわかる写真
(3)交換後の全体がわかる写真、交換後のメーター数値がわかる写真
交換時の注意点
交換した場合は、次回検針時に交換前数値が必要になるため、必ず交換前後の写真を提出してください。