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「ワンヘルス推進宣言」を表明しました

登録日:2023年03月23日

ワンヘルスの推進に関する決議

 朝倉市は、2023(令和5)年3月20日に朝倉市議会の「ワンヘルスの推進に関する決議」を受けて、「朝倉市ワンヘルス推進宣言」を表明しました。

 ワンヘルスの推進に関する決議

ワンヘルス推進宣言の目的

 朝倉市は、目指すまちの姿を「人、自然、歴史が織りなす 水ひかる 朝倉」とし、貴重な地域資源である水と豊かな自然環境、美しい景観、多種多様な歴史文化といった多彩な魅力が相まって、朝倉市に住む人、訪れる人が住み続けたい、住んでみたいと思うまちづくりを目指しています。

 また、2022(令和4)年1月には「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、森林農地の保全や生物多様性の保全、循環型社会の構築などに取り組んでいることを踏まえ、人と動物の健康及び環境の健全性を次世代に継承していくため、「ワンヘルス推進宣言」を表明しました。

 今後は、福岡県の取組に協力して、ワンヘルス実践施策を積極的に推進していきます。 

 朝倉市ワンヘルス推進宣言文

ワンヘルス(One Health)とは

 「人と動物の健康と環境の健全性は1つ」と捉えて、これらを一体的に守っていこうという考え方で、世界的にその取組が進められています。

ワンヘルスの広がり

 新型コロナウイルス感染症をはじめとする人獣共通感染症は、人口増加、森林開発や農地化等の土地利用の変化などから、人による地球の生態系に影響を及ぼす行為が繰り返され、気候変動の一因となったこと等によって動物と人との生存領域が変化したことから、動物の感染症に対する抵抗力を保有しない人にも感染するようになったとされています。

 ワンヘルスの取組は2012(平成24)年に世界獣医師会と世界医師会が「ワンヘルスの覚書」を調印したことで世界に広まりました。福岡県では、2016(平成28)年11月には北九州市での「第2回世界獣医師会-世界医師会❝One Health❞に関する国際会議」においてワンヘルスの理念を実践する基盤となる「福岡宣言」が採択され、2020(令和2)年12月の福岡県議会では全国初となる「福岡県ワンヘルス推進基本条例」を制定しました。人と動物の健康及び環境の健全性を一体的に守るための6つの課題への取組の基本方針を定め、さらに2022(令和4)年3月には、ワンヘルス推進のための施策や取組を体系的に整理し、県民、事業者、自治体等関連団体の役割を示した「福岡県ワンヘルス推進行動計画」を策定しました。

  詳細は、One Health福岡県庁ホームページ(外部リンク)または福岡県ワンヘルス推進ポータルサイト(外部リンク)をご覧ください。

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