◆朝倉市民生委員児童委員協議会総会
令和5年4月18日にピーポート甘木 中ホールにて、林市長、社会福祉協議会時津会長を来賓に迎え、朝倉市民生委員児童委員協議会総会を行いました。当日は、民生委員児童委員及び主任児童委員141名(会員総数155名)の参加でした。
以下の議案について、各担当会長から提案がありました。令和4年12月一斉改選後の最初の総会であり、活発な意見が交わされました。各議案は審議の結果、全会一致で承認されました。
・第1号議案 令和4年度朝倉市民生委員児童委員協議会活動報告について
・第2号議案 令和4年度朝倉市民生委員児童委員協議会決算報告及び会計監査報告について
・第3号議案 令和5年度朝倉市民生委員児童委員協議会事業計画について
・第4号議案 令和5年度朝倉市民生委員児童委員協議会予算書について
◆朝倉市民生委員児童委員協議会 上期全員研修会
令和5年6月21日に朝倉市民生委員児童委員協議会全員研修会を朝倉地域生涯学習センター・文化ホールで行いました。講師に地域安全協会 代表理事の山本一様をお招きし、「命を守る避難行動と個別避難計画」と題して講演を頂きました。
災害について多面的事例の提示とともに、災害(地震、台風等)本来の違いの認識とそれぞれの避難への“備え”のあり方を丁寧に説明されました。民生委員児童委員としては、災害時の支援は本人や家族の安全確保を優先し、その上でできる範囲で柔軟な対応を心掛けることとした上で、日頃から特に避難行動要支援者を中心に避難の呼びかけや安否確認を行うこと、行政や地域の役員、民生委員児童委員が中心となり個別避難計画の策定の推進をと括られました。
参加者から、「災害に強いまちは、普段から全ての人が暮らしやすいまちとのメッセージが強い印象として残りました。」、「それぞれの立場で地域と連携、役割分担の中、できる限りの事をしたいと思います。」といった感想がありました。
◆朝倉市議会との懇談会
令和5年7月6日、令和6年2月7日に朝倉市議会の環境常任委員と民生委員児童委員会長会との懇談会を行いました。民生委員の活動(高齢者や子どもの見守りなど)の現状と課題(改選時の諸問題や個別避難計画)について意見交換を行いました。
◆専門部会研修
令和5年7月25日、令和5年7月26日、令和5年7月27日の3日間で各専門部会研修を朝倉地域学習センターで行いました。
生活環境福祉部会:朝倉コミュニティセンター井上事務局長を講師に旧朝倉町が行っている「むこう三軒両隣ネットワーク」について講演いただきました。「地域皆で支え合うことの大切さを再認識し、こういった取り組みを参考に少しでも地域で助け合いができるような活動につなげたい。」という感想がありました。
障がい者福祉部会:朝倉市身体障がい者福祉協会の友岡会長を講師に障がい者福祉についての講演をいただきました。障がいといっても多種多様で同じ障がいでも一律でなく、サポートの仕方なども色々あることを学習しました。「困っている人がいたら声をかけてみることからはじめていきたい。」といった感想がありました。
高齢者福祉部会:比良松・杷木地域包括支援センターの職員の方を講師に認知症サポーター養成講座を行いました。認知症にも色々な種類があり、認知症サポーターといっても特別なことをするわけではなく、その人に寄り添って見守ったり、関係機関へつなぐことが大切だと学びました。「つなぎ役になれるよう地域で意識の共有を図り、日頃のコミュニケーションを大切にしたい。」という感想がありました。
◆視察研修
令和5年10月6日に主任児童委員で児童養護施設を視察訪問しました。児童養護施設の概要や現状などを聴き、実際に施設内を見学し、そこで暮らす子どもたちの生活に触れることができました。
令和5年10月19日、20日に民生委員会長会で朝倉市の姉妹都市である宮崎県高鍋町を訪問し、交流研修会を行いました。お互いの民児協の概要、災害対応など意見を交換し、児童福祉施設や障がい者継続支援などの事業を展開する石井記念友愛社で「児童福祉の父」と呼ばれた石井十次氏の功績を目の当たりにすることができました。
令和5年10月17日(秋月・安川・立石・福田地区)、令和5年10月27日(上秋月・甘木・馬田地区)に春日市クローバープラザと福岡市民防災センターに研修に行きました。クローバープラザでは、あんしん住宅を見学し、福祉用具を実際に見て、触れて試すことができました。福岡市民防災センターでは、VRによる火災体験、消火器の使い方、地震体験をすることができました。
令和5年11月2日(蜷城・金川・三奈木・高木・朝倉・杷木地区)に春日市クローバープラザに視察研修に行きました。福祉用具にまつわる事故について事例を交えた講演を聴き、最新の福祉用具を実際に試すことができました。
◆朝倉市民生委員児童委員協議会 下期全員研修会
令和6年2月15日に朝倉市民生委員児童委員協議会全員研修会をピーポート甘木・中ホールで行いました。講師に福岡県子ども未来課長の山田晶子様をお招きし、「こども基本法と福岡県の取り組み」と題して講演を頂きました。参加者から「こども基本法の背景・目的や基本理念、概要等について学ぶことができた。また、講義や質疑応答の中で、特定妊婦、ヤングケアラー、子ども食堂等、民生委員・児童委員活動に生かすことができる大変貴重なお話を伺うことができた。」といった感想がありました。
◆他市町村視察研修受け入れ
令和5年10月から令和6年1月にかけて、5市町(新宮町、大分県坂ノ市、熊本県天草市、北九州市門司区、宇美町)の視察研修を受け入れました。朝倉市民生委員児童委員協議会の益永会長が「平成29年九州北部豪雨における民生委員の活動等について」講演を行い、災害時における民生委員の活動やお互いの市町村及び民児協の概要、日頃の民生委員活動、改選時の取り組み等について意見交換をしました。