福岡県 天然記念物 昭和32年8月13日指定
朝倉市甘木 安長寺
樹高31.5m、胸高周囲11.4m。郷土玩具の豆太鼓「バタバタ」と、甘木の名の起こりで知られる安長寺の境内にある。天正12年(1584)または同14年に甘木が焼討ちされた際、一度は焼けたといわれ枯死した幹には空洞が生じている。伝説では、この樹は大分県玖珠町伐株山に立っていた大樟の子供の女樟(赤樟)とされ、祇園社の男樟(青樟)と夫婦むつまじく、夜はフクロウに託して互いに語り明かすといわれている。

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福岡県 天然記念物 昭和32年8月13日指定
朝倉市甘木 安長寺
樹高31.5m、胸高周囲11.4m。郷土玩具の豆太鼓「バタバタ」と、甘木の名の起こりで知られる安長寺の境内にある。天正12年(1584)または同14年に甘木が焼討ちされた際、一度は焼けたといわれ枯死した幹には空洞が生じている。伝説では、この樹は大分県玖珠町伐株山に立っていた大樟の子供の女樟(赤樟)とされ、祇園社の男樟(青樟)と夫婦むつまじく、夜はフクロウに託して互いに語り明かすといわれている。