福岡県 史跡 平成14年4月5日
朝倉市堤
全長70mの前方後円墳で、築造年代は5世紀中頃と推定される。墳丘は二段築成で、葺石が見られる。埋葬施設は前方部・後円部に各1基が確認された。前方部は小型竪穴式石室で、石室外から鉄剣が出土している。後円部は天井石の状況から竪穴式石室と推定している。未盗掘の可能性が高いので、内部調査は実施せず保存措置をとった。石室外から甲冑類が出土した。また、墳丘からは円筒埴輪や形象埴輪などが出土している。

ここから本文です。
福岡県 史跡 平成14年4月5日
朝倉市堤
全長70mの前方後円墳で、築造年代は5世紀中頃と推定される。墳丘は二段築成で、葺石が見られる。埋葬施設は前方部・後円部に各1基が確認された。前方部は小型竪穴式石室で、石室外から鉄剣が出土している。後円部は天井石の状況から竪穴式石室と推定している。未盗掘の可能性が高いので、内部調査は実施せず保存措置をとった。石室外から甲冑類が出土した。また、墳丘からは円筒埴輪や形象埴輪などが出土している。