下水道排水設備の施工資格について
朝倉市で排水設備工事を行なうためには、「朝倉市下水道排水設備指定工事店」として指定を受けていなければなりません。指定要件として、以下の条件が必要となります。
(1)福岡県内に事業所を有すること。
(2)事業所に福岡県下水道排水設備工事責任技術者試験に合格した責任技術者を1名以上選任していること。ただし、福岡県内における他の事業所について兼任することを妨げない。
(3)事業所に工事の施工に必要な設備及び器材を有していること。
(4)次のいずれにも該当しないこと。
ア 工事業者の代表者が破産手続開始の決定を受けて復権していない場合
イ 工事業者の代表者が朝倉市公共下水道条例第25条の規定により責任技術者としての登録を取り消されてから2年を経過していない場合
ウ 指定工事店が、朝倉市公共下水道条例第17条第2項の規定により指定を取り消されてから2年を経過していない場合
エ 工事業者がその業務に関し不正又は不誠実な行為をするおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある場合
オ 工事業者の代表者が精神の機能の障害により排水設備等の新設等の工事の事業を適正に営むに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない場合
(5)事業所の属する市町村税を完納していること。
(6)その他市長が必要と認める条件を備えていること。
※申請受付は毎年1月中旬~下旬の予定です。
福岡県下水道排水設備工事責任技術者試験とは、下水道の排水設備工事の設計及び施工等に関し、適切な技能等を有する者を認定するために、日本下水道協会福岡県支部が福岡県内統一試験を実施するものです。朝倉市では、下水道の排水設備工事を施工する指定工事店となるためには、この試験に合格した責任技術者が所属していることを条件としています。この統一試験の受付は毎年6月中旬~下旬、試験は11月初め頃の予定です。