表示色
文字サイズ変更

ここから本文です。

平塚川添遺跡

登録日:2025年06月20日

名称:平塚川添遺跡(ひらづかかわぞえいせき)

指定区分:国指定 史跡(平成6年5月19日指定)

所在地:朝倉市平塚

 

 平塚川添遺跡は、弥生時代中期から古墳時代初期にかけて小石原川流域の低地に営まれた大規模な集落遺跡で、集落の周りに幾重もの大溝(環濠)を有するのが特徴である。木製の生活用具や中国・韓国の影響を示す遺物など、弥生時代の後期のこの地域を物語る遺物が多く出土した。

 平成3~5年に工業団地の造成に伴う事前調査で遺跡の存在が確認され、発掘調査が行われた。その結果、弥生時代の生活の様子がわかる貴重な遺跡であることがわかり、集落の中心部約11haが平成6年に国の史跡として指定された。東の台地(福田台地)上の遺跡群とあわせて「平塚遺跡群」を構成し、紀元3世紀、いわゆる《邪馬台国時代》の朝倉地域の拠点集落の一つと考えられている。

 遺跡は平塚川添遺跡公園として建物や環濠が復元・整備され、平成13年から歴史・自然公園として一般に公開・活用されている。公園内の体験学習館では、火おこしや勾玉つくりなどの古代体験ができる。遺跡から出土した遺物は、甘木歴史資料館で収蔵・展示されている。

平塚川添遺跡 全景

 

 

平塚川添遺跡公園ホームページ https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1449019135497/index.html

このページを見た方はこんなページも見ています

    このページに関する
    お問い合わせ先

    文化・生涯学習課 文化財係
    お問い合わせフォーム

    このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページは参考になりましたか?