福岡県 有形民俗 昭和49年8月6日指定
朝倉市甘木 須賀神社
この社倉は、文政5年(1822)に旧甘木町民の飢餓救助のために、社(集落)単位で設けられた穀類備荒庫のひとつ。稲粟百俵ずつを貯えて備荒とし、平時には住民に貸し付け、非常時には倉を開放して救済に充てたもの。また社倉前には仙涯和尚撰文揮毫による由緒碑が建てられている。社倉およびその設置由来の記録まで残るものは少なく、この社倉は県内での江戸時代末期の希少例といえる。

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福岡県 有形民俗 昭和49年8月6日指定
朝倉市甘木 須賀神社
この社倉は、文政5年(1822)に旧甘木町民の飢餓救助のために、社(集落)単位で設けられた穀類備荒庫のひとつ。稲粟百俵ずつを貯えて備荒とし、平時には住民に貸し付け、非常時には倉を開放して救済に充てたもの。また社倉前には仙涯和尚撰文揮毫による由緒碑が建てられている。社倉およびその設置由来の記録まで残るものは少なく、この社倉は県内での江戸時代末期の希少例といえる。