【名称】 | 古処山 |
【標高】 | 859.5m |
【難易度】 |
中級 ※登山コースにより難易度が異なります。 |
【所要時間】 |
古処山登山口から山頂まで約2時間30分 古処林道終点(5合目)から山頂まで約1時間30分 |
【概要】 |
古処山は朝倉市の北端と嘉麻市との市境にそびえており、古生層変成岩よりなる頂上には白山(はくさん)権現が鎮座し、別名白山とも言われています。また、この付近は石灰岩の露頭があってカルスト地形を呈します。このカルスト一帯にはオオヒメツゲを主とした原始林が繁茂し、最大のもので樹高約12m、根回り1.6m余りに達します。 昭和27年3月、貴重なツゲの原始林として、国の特別天然記念物の指定を受けました。植物も多種にわたり、鳥類や昆虫類の生息地として知られ、豊かな自然を今なお留めています。山頂からは南に筑後平野、北に飯塚盆地と見晴らしがよく、昔は、山伏の集う霊場で盛況を呈し、戦国時代は秋月氏400年の本城とし「九州第一の要塞」を誇っていました。 |
【ポイント】 | 山頂付近一帯は原始林で覆われています。特にツゲの原始林は国の特別天然記念物に指定されています。 |
【注意事項】 |
・古処山登山口からのコースは豪雨の影響によりこれまでの登山道とは違う道での通行となる箇所があります。 |
ツゲの中を歩いていきます。 | ツゲは朝倉市の木の一つです。 |
オオキツネノカミソリ 【開花時期】7~8月頃 |
火災防止にご協力ください!
平成30年3月26日、福岡県立筑豊自然公園平尾台(北九州市小倉南区)において、約20haが焼失する林野火災が発生しました。平成29年4月にも北九州国定公園内において林野火災が発生し約33haを焼失しています。登山の際には、下記のことに十分注意するようお願いします。
- キャンプやたき火は決められた場所以外ではしないこと。(場所によっては、法律で規制されています。)
- たばこの投げ捨てをしないこと。
アクセス(交通案内)
所在地:朝倉市秋月野鳥111-1(本覚寺) ※古処山登山口の駐車場は本覚寺の先になります。
地図1:https://goo.gl/maps/9fJWCqK7yi82(古処山登山口の駐車場)
地図2:https://goo.gl/maps/fE9nicGZa8M2(古処林道終点の駐車場)
【JR・甘木鉄道・バスをご利用の方】 JR鹿児島本線「基山」駅下車 ⇒甘木鉄道「基山」⇒(甘木鉄道で約28分)⇒甘木鉄道「甘木」下車 ⇒甘木観光バス「甘鉄甘木駅」⇒(甘木観光バスで約20分)⇒甘木観光バス「野鳥」 ⇒(九州自然歩道を徒歩約17分)⇒古処山登山口 ※甘木観光バスは秋月線の野鳥行をご利用ください。 ※7月~9月の間は甘木観光バス秋月線のだんごあん行を利用すると、古処山登山口まで徒歩5分の甘木観光バス「古処山入口」まで行くことができます。 |
【西鉄電車・甘木鉄道・バスをご利用の方】 西鉄天神大牟田線「小郡」下車⇒(徒歩約3分) ⇒甘木鉄道「小郡」⇒(甘木鉄道で約20分)⇒甘木鉄道「甘木」下車 ⇒甘木観光バス「甘鉄甘木駅」⇒(甘木観光バスで約20分)⇒甘木観光バス「野鳥」 ⇒(九州自然歩道を徒歩約17分)⇒古処山登山口 ※甘木観光バスは秋月線の野鳥行をご利用ください。 ※7月~9月の間は甘木観光バス秋月線のだんごあん行を利用すると、古処山登山口まで徒歩5分の甘木観光バス「古処山入口」まで行くことができます。 |
【高速道路をご利用の方】 (1)大分自動車道「甘木I.C」で降りる。 (2)直進してつきあたりの交差点「文化会館入口」を左折する。 (3)しばらく進むと国道322号線へ接続する。 (4)交差点「甘鉄駅前」を右折し、嘉麻方面へ道なりに進む。 |
●古処山登山口の駐車場をご利用の方 (5)交差点「長谷山」を直進して次の信号を右折する。 (6)道なりに進むと右手に本覚寺の看板がある交差点を右折する。 (7)本覚寺を超えて左手に古処山登山口の駐車場があります。 |
●古処林道終点の駐車場(5合目)をご利用の方 (5)国道322号線を秋月市街に入らず、嘉麻方面へ道なりに進む。 (6)つきあたりの交差点を左折し、道なりに進む。 (7)右手に「古処林道」と書かれた石の案内板のある交差点を右折し、古処林道に入る。 (8)道なりに進むと林道の終点が駐車場です。 |