朝倉市移住・定住サイトあさ暮らし
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「eスポーツのプロゲーマーをここから輩出することが目標」と力強く語る北村遥紀さんは、有限会社九州バーク運輸に2024年4月に発足したeスポーツ事業部の責任者。
現在は彼を含めて5人が同社の実業団「JUMP ON GAMES」の選手兼社員として活動しています。それぞれ午前中は会社の業務、午後からはeスポーツに専念する、日本でも唯一の就業形態。彼らのほとんどは、仕事とeスポーツの両立を願い、他県から朝倉に移住。そんな彼らの毎日の暮らしぶりとは!?
写真は、左から金井尊さん、高良大地さん、出雲遼太さん、北村遥紀さん、瀬戸山裕吏さん
※詳しいインタビュー記事は、朝倉市が発行するシティプロモーションマガジン「コンネアサクラ」vol.3に掲載しています。ぜひご覧ください!
北村さん(以下「北」):今から2~3年前――、福岡市内のeスポーツ専門学校に通っていました。そこで出会ったのが、九州バーク運輸の林晃一社長です。林社長は、過疎化や高齢化が進む地域の現状を打破するべく、「若い人材を雇いたい」と、採用活動の一環で学校を訪れていました。そこでeスポーツの盛り上がりや社会での受け皿の少なさをお話ししたところ、社長の中で「eスポーツを通じて若い人に来てもらい、会社の人材確保と地域活性化につなげたい」という思いが湧き上がったそうです。そこから、まず私が社員として採用され、実業団の立ち上げ準備に入りました。
特徴は「半日は会社の実務、半日はeスポーツの活動を行う正社員雇用」という点です。絶対に1日4時間はeスポーツに充てたかったので。林社長からは当然「仕事量を半分にはできない」と厳しく言われましたが、仕事のしかたを工夫することで実現させることができました。この就業形態は、日本でも初めてではないかと思います。
実務では、事務/工場作業/林内作業を選ぶことができ、「1日の仕事を半日で終わらせる!その能力と環境を自分で作る」をテーマに取り組んでいます。そして、eスポーツでは、「競技シーンがあるFPSタイトル」をプレイしており、このゲームで競う国内最大級のオフライン大会出場を目標に日々練習しています。
出雲さん:私は大分県竹田市の出身なので、移住した感覚はあまりないですね。ゲーム歴は2~3年で、チームの中では一番短いんですけど、好きなことをしながら働ける環境がとてもありがたいです。午前中は植林を担当していて、険しい山道での作業は苦労します。ただeスポーツには体力・反射神経が必要で、体を動かすことはとても大事なんです。鍛えられていますね(笑)。
瀬戸山さん(以下「瀬」):私は東京に就職が決まっていましたが、生活コストがかなりかかってしまうことに不安を感じていたところ、専門学校でこの実業団を紹介されて、先進的だなと思って応募しました。元々が鹿児島県鹿屋市出身なので、朝倉は――特に会社のある杷木あたりは地元に近い懐かしさを感じますね(笑)。
金井さん:私は、好きなことを仕事にできるのが魅力に感じました。小学4年生からゲームが大好きでした。出身は熊本市中央区なので、地元よりはのんびり……正直、娯楽施設は少ないように感じますが、車や電車で30分くらいで久留米に行けるので特に不満はないです。
高良さん:私は元々朝倉の出身で、東京で就職を経験してからのUターンです。ゲームは兄の影響で幼少のころから好きで、勝ち負けもこだわっていました。地元に帰ってちょうど「手に職を付けたい」と思っていたので、一石二鳥と思い応募しましたね。
北:メンバーは九州各県の出身が多いですが、みんな朝倉での生活に順応している感じがします。私が住んでいる杷木は、特に自然が多いので好きですね。生活に必要なものは、近所のスーパー(マルキョウ)でほとんどそろいますし、柿などのおすそ分けをよくもらったりするので、本当にありがたいですね。
瀬:2024年秋に開催された「朝倉市eスポーツ交流大会」です。大会サポーターとして参加しました。小学生からおじいちゃん・おばあちゃんまで200人を超える人が会場に集まって、リアルなドライビングを楽しめるゲームやボウリングゲーム、太鼓ゲームなどをプレイして、とにかく世代を超えてすごい盛り上がりでしたね。子どもたちが純粋にゲームを楽しむ姿がとてもうれしかったです。
北:大会で、市長が「朝倉からeスポーツを発信していく!」と宣言されたときは、とても心強いなと思いました。朝倉市にある朝倉光陽高校もeスポーツ部がある数少ない高校。私たちは高校生と合同で練習もしています。朝倉からeスポーツがもっと盛り上がっていくとうれしいですね。積極的に地域のイベントにも関わっていきたいです。
北:「JUMP ON GAMES」は、間もなく1年を迎えます。ここからプロゲーマーを輩出することが目標です。
今、世界中でeスポーツは盛り上がってきていますが、知らない人もまだまだたくさんいると思います。eスポーツはただゲームをするだけではく、チームで密にコミュニケーションを取りながら協力して勝利をつかみ取るスポーツ。「働きながらプロゲーマーを目指せる環境が朝倉にある」ことをまず知ってほしいです。そして、プロを目指す人を応援していただけるととてもうれしく思います。皆さんの応援がすごく励みになります!
「JUMP ON GAMES」は、有限会社九州バーク運輸が手掛ける「半日実務・半日スポーツ」という日本で唯一の就業形態を掲げるeスポーツ実業団。会社も人材確保のため、市の移住支援制度を積極的に活用しています。選手兼社員の募集は定期的に行われる予定です。