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女男石護岸施設

ページID:0001818 更新日:2025年12月22日更新 印刷ページ表示

女男石護岸施設の概要

女男石と護岸女男石護岸施設遠景

表1
【名称】 女男石護岸施設(めおといしごがんしせつ)
【種別】 記念物(史跡)
【時代】 江戸時代初期
【所在地】 朝倉市千手・長谷山
【文化財指定】 福岡県指定史跡
【指定日】 平成28年3月25日
【概要】

 女男石護岸施設は秋月城下町を貫流する野鳥川と小石原川が合流する場所にあります。「女男石」と呼ばれる一対の巨岩と、石積み護岸、および川底に据えられた多数の巨石からなる、秋月藩成立初期に築造された治水施設です。東から流れてきた小石原川が野鳥川と合流し、下流の扇状地へと曲がる所に築造されています。洪水時、上流からの流れを女男石等の捨て石にぶつけて受け流し、川底の巨石で渦巻くことによって、水の勢いを消散させています。その下流では、勢いを削いだ水流を取水し、扇状地を広く潤す用水となっていました。

 女男石護岸施設は、秋月藩成立当初(江戸時代初期)の高度な治水施設として重要です。築造後は「女男石」が象徴的存在として地名になり、近世の地誌にも記載が見られます。また、幾度かの洪水によって損壊しますが、その後の修復を経て今もなお往時の姿と機能が維持されている点でも重要です。治水と利水を兼ね備えた生きた文化財と言えます。